貴重な時間を使って送る留学生活を充実させるためには、まず授業をしっかりと充実させることが肝心です。そのためには、授業の質や講師の質は何よりも大切で自分自身が目的を達成させやすい環境の確保が重要なポイントになります。もちろん、個人の努力は大前提ですが、自分ひとりが努力をするならば、何も海外で勉強をする必要はありません。
どの学校も、講師が生徒のために親身になって授業を勧めてくれますが、指導方法や授業内容が想定したものとは異なることもあります。そのような時、講師を気遣い、遠慮をしていては留学をした当初の目的を果たすことが難しくなります。自分の意思を明確に伝えることも時には必要で、どのような方法で授業を進めたいのか、どのようなことを学びたいのか、を講師に対して具体例を挙げながら相談してみましょう。一方的に授業を受けるのではなく、あくまでも講師と二人三脚で授業を作り上げていく心意気で向き合うことが、留学を充実させるためのコツとなります。
英語を学ぶために留学をしている以上、休日も予習や復習に励むことは大切で、空いた時間の使い方が結果を大きく左右することにもなります。それでも、せっかく南国のフィリピンまで来ているこの機会を利用し、1度や2度くらいは気分転換も兼ねて思いっきり楽しんでリフレッシュをしてから月曜からの授業に臨みたい方もいるでしょう。
フィリピンではアイランドホッピング(複数の島を巡る旅のスタイル)でのシュノーケルやダイビング、ビーチリゾートでのアクティビティなど休日を楽しむためのスポットがたくさんあります。観光地としても非常に高い人気を誇るセブが、その中心となっており、数多くのダイビングショップや旅行代理店があります。美しいビーチと透明度の高い海は、日本では味わうことのできないリゾート気分に誘ってくれますが、少しの気の緩みが大きな事故を招いてしまうケースも少なくありません。留学生に限らず、旅行者にも多い事故の一つとして海辺で起きる水難事故があります。
飲酒後に海に入って事故に遭うケースや、遊泳禁止区域での事故など、ルールを守らないことによる事故も多く、楽しいはずのアクティビティが最悪の結果を招く事例が起きています。また、アイラインドホッピングをする際や、近隣諸国まで旅行に出掛ける際は、悪天候により予定通りに戻って来ることができずに、飛行機に乗り遅れてしまった例も過去にはありますので、帰国前日や帰国当日などを選ばずにスケジュール的にも余裕のある日を選択しましょう。