欧米への留学とは異なり、フィリピン留学の場合は全寮制もしくはコンドミニアムへの滞在となるため、授業料や入学金を支払う時に、当面の滞在費も学校に支払います。支払い先が一箇所で済むことは手続きも簡素になるため非常に便利で、学校と不動産会社(またはホテル)に別々に支払う手間が省けます。留学費用はコースや期間によって異なり、滞在費用も期間の他に以下の点によって異なります。
他にも、学校によってどこまでが滞在費に含まれているか多少の違いがあります。また、支払いは現地で支払う場合も円での支払いが原則となっているケースが多く、稀にUSドルが使える場合もあるので、あらかじめ確認をしておきましょう。
授業料やビザ代も含めて1ヶ月の目安として15万円程度と考えておくと良いですが、上記のようにコンドミニアムや個室の場合は、セキュリティや設備、プライバシーなどが確立されているため若干高くなります。逆に人数の多い相部屋の場合や、その他の条件が重ると、もう少し安くなることもあります。その他、ポケットwi-fiや携帯電話の貸し出しを希望する際は追加料金が発生します。
授業料や入学金、ビザ代や滞在費など留学に関する費用の他にも掛かる費用をまとめました。
航空券は最終渡航先がマニラなのかセブなのかによって金額が変わります。一般的にはマニラまでの方が安いですが、時期や利用する航空会社によって金額は異なります。LCCを含む幾つかの直行便も就航していますが、渡航先がセブの場合は本数が多い大韓航空を利用し仁川経由で入国するスタイルが一般的です。
また、出国の際には空港使用税が必要となります。マニラ空港で出国手続きを行う場合は950ペソ(約2,100円)、セブ空港で出国手続きを行う場合は550ペソ(約1,200円)が、ペソ通貨で必要です。日本円やUSドル、またはクレジットカードで支払うことはできないので、必ずペソで残すようにしておいて下さい。