留学先の学校を決めるよりも先に、まずはパスポートを確認しましょう。取得していない方は、時期によって混み合うこともありますので3ヶ月前を目安に申請を行っておいた方が安心です。既にパスポートを所持している方は、有効期限をチェックして下さい。フィリピンでは入国の際に滞在期間+6ヶ月の残存有効期間のパスポートが必要になります。パスポートの取得方法や申請時に必要な書類については、外務省のホームページをご確認下さい。
【外務省:パスポートの申請から受領まで、はコチラ→】
基本的な流れとしては、パスポートの用意が整った後で、学校とコースを決定します。ただし、人気校では3~4ヶ月前には満員となることも珍しくないので、先にお問い合わせをして空き状況を確認するなど、場合によっては順番を前後させて、パスポートの申請より先に申し込みを済ませた方が良いケースもあります。
パスポートが手元に無い状態でも申し込みが可能か否かは、学校により異なりますので、その点も含めて質問をしてみましょう。コースや空き状況にもよりますが、だいたいの学校は1ヶ月前には予約を締め切ってしまうので、余裕を持ったスケジュールを組むことも大切なポイントです。また、入学日を指定している学校もあれば、入寮する曜日を指定している学校もあり、留学開始日に関しても学校によって異なることを覚えておきましょう。
学校とコースを決め、空き状況の確認やお問い合わせによって疑問点などを払拭できたら、次に申し込みです。申し込み方法はインターネットからのお申込みや、電話、メール、または留学エージェントを介して申し込む方法など様々です。お申込みが完了した後は、お振込みです。学校によって異なりますが、お申込みの1週間以内に入学金や手付金など一定の金額を支払い、残りの金額を入学日の1ヶ月前までに支払うケースが一般的です。入学日まで1ヶ月を切ってからのお申し込みの場合は全額を一括で振込するケースもあります。
旅行代理店や航空会社またはインターネットなどで航空券を予約します。その際、あらかじめ学校側からの送迎時間に合わせたチケットを予約するようにしましょう。学校や留学エージェントによっては航空券の手配を行ってくれることもあります。また、フィリピンでは帰国便のチケットもしくは他国へ出国するチケットがない場合に、入国が拒否されることもあるので必ず往復のチケットもしくは他国へ出国するチケットを用意しておきましょう。
近年は安くて利用しやすいLCCもありますが、大幅な遅れを伴うことが多く、乗り換えに失敗してしまう留学生が増えています。余裕を持ったスケジュールを組み立てたつもりでも6時間程度の遅れが発生してしまうこともあるので注意が必要です。機内では携帯電話が利用できないため、連絡も取れず学校や送迎の係員に迷惑を掛けてしまうので、日本を出国する時点で既に遅れが生じてしまった場合は必ず学校に連絡を入れるようにしましょう。