フィリピン留学中にどのような生活を送り、どのような勉強をしていたのか、これらを普段から記録しておくことで、就職活動や転職活動の際に非常に役立ちます。いろいろな課題を克服したことや、その時々に感じたことがあっても、留学を終えて振り返ると、ざっくりと「楽しかった」という言葉しか思い浮かばないことが多く、少しずつ記憶が薄まってしまう中でどのような生活を送っていたのか正しく把握できなくなってしまいます。
就職や転職時の面接において、せっかく経験することができた貴重な日々を、曖昧な表現でしか説明できないようでは、チャンスを最大限に活かすことができず、大きな環境の変化を獲得することは難しくなります。しっかりと自分の言葉で記録しておくことで理路整然と留学の体験や感情を伝えることができ、フィリピンで過ごした時間を、より価値のある時間へと高める突破口となります。
外資系企業への就職や転職、海外勤務や海外での起業など、英語が話せる人の行動範囲は広がり、活躍の場としての選択肢も増えます。キャリアアップの大きなチャンスに恵まれることもあれば、収入を上げることも可能となります。
しかし、英語は母国語でない以上、せっかく学んでも使わなくなってしまうと残念なことに忘れてしまいます。なんとなく文法を覚えていても、ボキャブラリーの欠如やリスニング力、スピーキング力の低下で、英語を使いこなせなくなってしまうと、チャレンジを続けた時間が無駄になりかねません。
習得した英語力を持続できない限り、帰国後のキャリアアップは一時的なものとなってしまい、さらなる飛躍を成し遂げることが厳しくなります。フィリピン留学を欧米留学へのステップとして新たな留学の目標を立てるなり、日本に戻ってからも英会話やTOEIC勉強を続けるなり日々高い意識でチャレンジを続けることで、フィリピン留学という原点が、より充実した未来へと繋がっていくでしょう。