日本語では、目上の人と話すときに敬語を使います。英語は日本語に比べると言語そのものがシンプルなので、日本語のように沢山の英語はありません。ネイティブスピーカーは相手が上司でも、自分の気持ちをストレートに言葉にして伝える人が多いです。そして、そういったストレートな意見も前向きな意見として受けいえられるのが良いところです。
しかし、そんな英語にもちょっとした丁寧な言い方があります。相手が上司である場合だけでなく、相手に敬意の意志を示して話すときには、友達や家族でも丁寧な言い回しをする人が実は多くいるのです。
丁寧な言葉遣いのひとつとして、”Would”を使う言い回しがあります。Wouldを辞書で調べてみると、それなりにいろいろと意味が出てきます。しかし、あまり意味を考えて使おうとすると混乱してしまい、うまく使えなくなってしまうのがWouldなのです。日本人が混乱しやすい言葉Wouldですが、ネイティブスピーカーは実によく使います。Wouldの使い方は、例文を元に覚えましょう。
“I would like to go”「ぜひ行きたいです。」
“Would you like to come over our place next week?”「よければ来週うちに遊びに来ませんか?」
“If I knew the restaurant is not open tonight, I would not come here”「レストランが今夜閉まってると知っていたら、今夜はここには来なかったわ。」
“Would”は、”will”などに比べるとあいまいな言い方になりますが、丁寧に意志を伝えるのにとても便利な使い方なので覚えておくと良いでしょう。