友達や親子での会話で、「どうして?」と聞かれて、「どうしても」、と答えること、ありますよね。また、「なんで?」と聞かれたら、「なんでも」と答えることができます。理由を聞かれたけれど、特別理由のない時にとても便利な答えです。
この「どうしても」や「なんでも」を英語で言いたいけれど、なんて言ったら良いのかわからないという人、多いのではないでしょうか?
それもそのはず、英語には「どうしても」や「なんでも」といった曖昧な言葉はないのです。理由を聞かれたらしっかりと理由を答えるのがネイティブスピーカー。なので、ネイティブスピーカーから”Why?” と、理由を聞かれたら、相手ははっきりとした明確な答えに期待しています。しかし、それでもどうしても答えがない時には、別の言葉を使って乗り切ることができます。
“Why?” という質問に対して;
“Why not?”
これは、「どうしても」や「なんで」に近い意味がありますが、「どうしてしないの?理由なんていいからやりましょうよ」と言った意味があります。例えば、
“I love sky diving!” 「私はスカイダイビングが好きなの!」
“Sky diving!? It is sounds scary to jump from airplane! Why you can jump?”「スカイダイビングなんて怖くって!どうして飛行機から飛び降りるなんてできるの?」
“Why not!”「理由なんてないわ!」
また、”I don’t know.”もまた便利な返事のひとつです。例えば、
“I heard Mary was divorced last year.” 「メアリーは去年離婚したらしいわよ。」
“Why?” 「どうしてかしら?」
“I don’t know the exact reason. We should talk to her soon.” 「特別な理由はわからないけれど、今度聞いてみたほうがいいわね。」
“Why?”の質問に対して、”Why not” や ”I don’t know” も便利ですが、こういった言葉を使う時でも、ちょっとコメントを付けたすと、相手との会話ももりあがることでしょう。