誰かに何かをしてもらった時や、助けてもらった時に”Thank you”と言いますね。これは正しい表現表方ですが、実は感謝の気持ちを表現する英語には”Thank you”以外にもあるのです。同じような意味でも、様々な表現を知っていることで、シチュエーションや相手、してもらったことの内容などによって使い分けることができます。感謝の気持ちを表現する英語にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。
“Thank you very much”
「ありがとう」といった意味で使うことができますが、ただのありがとうではなく、「本当にありがとうございました。」と、感謝の気持ちが強い時に使います。同じ感謝の気持ちが深い時に使うことができる英語には、”Thank you so much”もあります。こちらの方は、”Thank you very much”に比べると、ややカジュアルになるので、目上の人ではなく、友達などにありがとうを伝える時に使うと良いでしょう。
“Thanks”
これは、とてもカジュアルな表現なので、目上の人には使わないようにします。作業をしている時に、ちょっと手の届かないところにあるはさみを取ってもらった時などに軽くお礼をいう時に”Thanks”を使うことができます。また、”Thanks”は、お礼の意味以外にも使うことができます。例えば、仕事中で誰かが失敗をしてしまい、その影響が自分にもやってきてしまった時に、ちょっと嫌みな意味も込めて、”Thanks”と言います。正しい使い方ですが、相手を傷つけることもあるので、このような使い方をする時には十分に注意しましょう。
“Thank you for”
「ありがとう」の一言ではなく、何かをしてくれたことに対してお礼を言う時に”Thank you for”を使うことができます。例えば、残業の後に同僚が車で家まで送ってくれた時に、”Thank you for driving.”という事ができます。
“I owe you”
誰かに助けてもらい、「あなたに借りができたわね」という時には”I owe you”という事ができます。例えば、締め切りまでにどうしても仕事が間に合わず、同僚に手伝ってもらって仕上げることができた時などに、”Thank you for helping, I owe you now.”という事ができます。
“grateful”
“grateful”は、「感謝している」という意味で使うことができます。例えば、「あなたの努力にとても感謝しているわ」と言いたい時に、”I’m grateful for your effort.”という事ができます。同じ意味と使い方で、”Thankful”もあります。