フィリピン留学に向けて、現地での生活は勿論ですが、現地の空港に到着した際にも盗難などの被害から身を守る必要があります。特に、日本からフィリピンに到着した際に日本人を含む外国人が狙われやすいので、無事に目的地に到着するためにも幾つかの点に注意する必要があります。
●到着時
マニラ空港に到着すると、入国審査の手続きで空港が混雑します。時間がかかることでイライラすることもあるかもしれませんが、大声を上げたりすると、身柄を拘束される場合もあるので、忍耐強く順番を待ちましょう。
●ブラックリスト
入国審査の際には、パスポートのローマ字表記と、ブラックリストの名前が一致しないことを確認します。ブラックリストとの名前が一致してしまうと、身に覚えがなくても入国できなくなる場合もあります。その場で何とか入国を認めてもらえたとしても、何とかして自分がブラックリストの人物ではないことを立証する必要があります。身に覚えがないのにブラックリストの人物だと思われてしまうのは非常に無念ですが、こんな時でも冷静に対応することが大切です。
●出迎え者に要注意
空港に到着すると、自分の名前をもって待っている人がいるかもしれません。しかし、中には、巧みに名前などを真似している場合もあります。出迎えだと名乗る人がいたとしても、身分証明書を見せてもらうようにしたり、出迎え車両番号も確認するようにしましょう。また、これらの要望が拒否された場合には、出迎え者と自分にしかわからないであろう質問をして確かめるのもひとつの方法です。
●出迎えがない場合
留学のプランによっては、出迎えがなく、自分でタクシーなどを利用して移動することもあるでしょう。タクシーを利用する際には、客引きやむやみに話しかけてくるタクシーは要注意です。タクシーを利用する場合には、タクシー乗り場から乗るようにしましょう。タクシーを利用する場合には、タクシー番号やドライバーの名前などを憶えておく（控えておく）こともひとつの手段です。
●貴重品の管理
貴重品の入ったカバンなどは、絶対に下においたりしないようにしましょう。ちょっと下に置いたすきに盗まれてしまう可能性もあります。万が一の場合に備えて、持ち歩く現金を最小限にすることも必要です。
フィリピンでは、外国人はお金持ちだと思われていることから、外国人をねらった盗難が多くみられます。こういったトラブルを避けるためにも、常に緊張感をもって行動するようにしましょう。
