まずは英語を喋ることから始めよう!
効果的な英語の勉強方法は目的によって異なります。
英語の問題集で文法を復習することは、TOEICやテストを目的としている場合は効果的でしょう。しかし、英語が喋れるようになりたい場合は、文法よりも「とにかく喋ること」が重要です。
しかし、日本で生活をしていると、なかなか英語を喋る機会がありません。英会話スクールなどに通えば喋る機会こそありますが、それでも時間は限定的でお金だって掛かります。
今日は、スピーキング力を向上させるために、1人でもできることを紹介します。
声に出して英語を読もう
まずは、正しい英語の文章を、声に出して読むことから始めてみましょう。
正しい英語の文章を読むことで、正しい英語を口と耳で覚えることができます。いわゆる「カラダで覚える」方法で、正しい英語をカラダで学ぶと、間違った英語を聞いた時に、違和感を覚えるようになります。
シンプルな文章を暗記する
決して長い文章を暗記する必要はありません。
最初は短い文章で良いので、日常生活で使える英語の文章を暗記しておくと、そのシチュエーションに遭遇した時、自然と言葉が口から出て来るようになります。
例えば “I’m hungry. ” 「お腹が空いた」などのシンプルな文章で、慣れたら “Can we go to the restaurant that we went last week?” 「先週行ったレストランに行きませんか?」と、文章を少し長くします。
英語で話し掛ける
英語を話す友人がいれば、英語オンリーの会話に付き合ってもらって、スピーキングの練習をすることができます。もし、身近に英語を話せる人がいなければ、英語を知らない人やペットでも構いません。
大切なことは「合っているか?」「間違っていないか?」ではなく、口から英語を発することに慣れること。実際に、英語を話す友人と会話をした時に、間違いの部分は正してもらえるので、まずは口を英語に慣れさせましょう。
録音する
スマホ等を使って、自分の英語を録音またはビデオに録画しておくと、自分が実際にどのように発音しているのか?をチェックすることができます。
最初は、自分の声や自分の英語を聞くことに抵抗を感じるかもしれませんが、繰り返し録音して、チェックすることで、苦手な発音などが分かるようになります。
映画などを動画サイトで観ながら(映画の音も録音しながら)、ネイティブの発音と交互でチェックすると、より効果的です。
いずれも大切なことは継続させること!いきなり上手に喋れるようになるわけではありませんが、短い時間でも毎日コツコツと続けていくことで、英語を喋ることが習慣になり、スピーキング力が上達します。