文法は知っているのに英語を話せない
日本の英語教育では、中学校と高校で主に英語の基本的な文法を学びます。
また、近年は小学校から英会話の授業が取り入れられているため、学校で英語を学ぶ機会が増えています。
しかし、少なくとも中学・高校の6年間で英語の文法を学んだのに、英語を話すことができない人が多く、そのような人には「瞬間英作文」がおすすめです。
瞬間英作文は、スピーキング力が向上すると話題になっている勉強法です。
中学英語で日常会話ができる!
日常英会話は、中学校で学ぶ英文法を理解できていれば問題ないとされています。
日本の学校で取得されることの多い英検では、3級程度に該当します。つまり、英検3級に合格した人は、日常英会話ならできるはずです。
しかし、英検3級を持っていても、英語を話すことができない人は少なくありません。そのような人は瞬間英作文に取り組んでみましょう。
教材選び
教材を選ぶ際は、できるだけ英文がシンプルで簡単なものを選ぶと良いでしょう。
英文を思うように操ることができない状態で、少し背伸びをした文章から始めると、挫折してしまい、長続きしない可能性があります。自分のレベルに合ったもの、取りかかりやすそうなものを選ぶことがとても大切です。
瞬間英作文の手順
次に、瞬間英作文の手順をチェックしてみましょう。
- 教材を用意する。
- 日本語を聞いて、10秒以内に英文を作る。
⇒10秒以上考えても英文が出てこない時は、答えの文章を見て確認します。 - 文章を作ったら、次の文章に行く前に1つずつ自分が作った文章を確認する。
- 間違えた文章は、時間を作って復習する。
⇒まずは文章の文法を理解していることを確認します。文法が理解できていれば、できるだけ文章を見ないで言えるように練習しましょう。 - 音読は、自信を持ってスラスラと言えるようにする。
- 最初の1冊が終わったら2周目、3周目にも挑戦する。
⇒初めの部分は忘れてしまっている部分もあるかもしれません。一度忘れてしまった文章を、もう一度覚えようとすることで、より忘れなくなります。
スピーキング力をあげるコツ
スピーキング力をあげるコツは、ひたすら練習するしかありません。口と脳を同時に操ることができるように、とにかく英語を口に出して練習することがとても大切です。
何度も何度も繰り返し練習することで、英文がスラスラと言えるようになります。また、教材は何冊も出ていますが、一度勉強した教材でも、もう一度復習することで、より確実なスキルとして身に付けることができるでしょう。