英語面接を受ける際のポイント
外資系企業の日本進出や日本企業の海外進出など、ここ数年は急速にグローバル化が進んでおり、就職や転職の面接が英語で行われることも増えています。
英語での面接は、自分の英語力が最も大きく影響しますが、ちょっとした準備をしておくことで、英語が苦手な人でも少しは落ち着いて挑むことができるでしょう。
まずは、単語力を増やすが大切です。
単語を知らないと、言いたいことを伝えられないだけではなく、質問されたことを理解できません。単語力を増やすことで、スピーキング力だけでなくリスニング力、会話の理解力などを向上させることができます。
しかし、語彙力を増やすと言っても、適当な単語を覚えるだけでは、あまり効率が良くありません。面接対策として覚える場合は、面接を受ける企業に関する単語や、その業界で使われる単語を優先的に覚えましょう。企業の英語サイトなどがあれば、必ず目を通し、専門用語などを調べて覚えると効率的です。
Sに要注意
英語は日本語の文法とは異なるため、日本語にはない複数形や3人称単数などの S などをうっかり忘れがちです。
例えば、She likes apple にある likes の S などは、文章で見た時には理解していても、スピーキングの中で忘れてしまうことがあります。
忘れないように意識しておくだけでも、会話のミスを最小限に抑えることができます。
冠詞 a/an/theの使い方
会話の中ではあまり気にならないように思われがちですが、ネイティブスピーカーは、このような間違いにもすぐに気付きます。基本的な使い方を理解したうえで、実際の会話の中でも使いこなすことができるように練習しましょう。
a/an/the は、名詞の前に使われます。ただし、人の名前や国名、地名などには使われないなど、幾つかの例外もあります。基本的に、the は特定した名詞に対して使われ、a/an は不特定の名詞に使われます。
例えば、Can I have a cup of tea? の場合、Teaであれば何でも良いという理解になります。これに対して、Can I have the cup of tea? の場合は、会話の中で既に登場した特定の Tea または目の前にある Tea などを指します。
冠詞は日本語では馴染みがないため、混乱しがちですが、繰り返し正しい文章を聞き、実際に口に出して練習することで、自然と使えるようになります。
