IELTSも語彙力が重要
IELTSに限らず、あらゆる試験対策や英会話を向上させるためには、語彙力が非常に重要です。
例えば、文法が曖昧だったり、長い文章の読解に時間が掛かってしまう時でも、文章の中に出て来る単語が多ければ多いほど、理解しやすく、長文問題では書いていることを予測することができます。
試験の際に知らない単語が幾つも出てくると、何度も止まってしまい、できるはずだったところもできなくなってしまったり、頭が真っ白になって本来の力を発揮できなくなる可能性もあります。
このような事態は、語彙力を高めておくことで回避できます。
IELTSのスコアを上げるためには、IELTSでよく出題される単語集などを使って覚えると、効率良く語彙力を増やしていくことができます。IELTSに特化した単語集が見つからない場合は、ビジネス英語や日常英会話以上で使われる単語を中心に覚えていくと良いでしょう。
過去問題集でパターンを学ぶ
過去問題集を解くことも、IELTS試験対策になります。
もちろん、TOEICやTOEFUL、英検などでも同様です。過去問を繰り返し解くことで、出題形式やパターンに慣れることができます。試験で高得点を取るためには、もちろん英語力も必要ですが、制限時間があるため、パターンを知って、効率良く問題を解いていくことも大切です。
時間に余裕があれば、答え合わせも行い、高得点が取れるまで繰り返し同じもので練習をしましょう。
類義語と置き換え
IELTSでは、スピーキング、リーデイング、ライティング、リスニングの全てにおいて「同じフレーズや単語を繰り返し使わない」ことに重点が置かれています。
リスニングとリーディングでは、内容は同じでも質問文で別の単語やフレーズで表現されていることが多々あります。問題を解く時は、その点に気付いて意味を理解していくことがポイントになります。
また、ライティングとスピーキングでも、質問で使われている単語や文章をそのまま繰り返すのではなく、類義語などを使って表現していくことで、単語力を認めてもらうことができ、点数を稼ぐことができます。
スピーキングでは、早口で話すと発音や文法のミスなどが増えてしまう可能性があります。ゆっくり話すことでミスを最小限に抑え、減点を避けることができます。
IELTSは『ネイティブでも満点を取ることが難しい』と言われている試験ですが、IELTS対策の勉強をしっかりすることで、基本的な英語力とスピーキング力、リスニング力の向上にも繋がるので、是非チャレンジしてみましょう。