ネイティブとの会話よりも、映画や刑事ドラマを観ている時に、よく出て来る言葉の一つに、”Son of a bitch”があります。これもまた、スラングの一つで、あまりきれいな言葉ではありませんが、知っていると英語の映画やドラマを、より楽しめるようになります。
“Son of a bitch”は誰に使う言葉?
“Son of a bitch”をネイティブが発音すると、「サノヴァビッチ!」と聞こえます。この言葉は、何かにはめられた時に「くそったれ!」のような意味で使うこともあれば、とても憎らしい相手に対して言い放つこともあります。
刑事ドラマでは、ライバル視をしているグループに先を越された時や、トリックにはまって仲間がトラブルになってしまった時に「くそったれ!」という意味合いで、頻繁に使われています。刑事ドラマに限らず、ドラマで使われることの多いセリフなので、知っている方もいるかもしれませんね。
スラングだと言うことは忘れないで!
響きもカッコイイですし、映画やドラマで刑事が発する言葉なので、つい真似をしたくなりますが、忘れてはいけないのは、スラングは、あくまでもスラングだということ。ちなみに、”bitch”を直訳すると、「メス犬」といった屈辱的な言葉になります。素行の悪い女性に対して使われることもありますが、かなり汚い言葉なので、使う、というよりも、覚えておく、に留めておくと良いでしょう。
使い方としては、”Son of a bitch”だけ言い放って使うこともあれば、誰か特定の相手に対して、”You son of a bitch!”と言い放つこともあります。
“Son of a bitch”を使った例文
They had killed our boss, son of a bitch! 「彼らが俺たちのボスを殺したんだ、くそったれ!」
We know you got my partner, you son of a bitch! 「お前が俺のパートナーを捕まえたことはわかっているんだ、くそったっれが!」
日本語に訳して読んでも、かなり汚い表現ですね…。使う時は最大限の注意が必要ですが、刑事ドラマなどを見ていると、本当によく出てくるスラングなので、覚えておいても損はないでしょう。