日本語では「はい」なのに英語では”no”
英語と日本語は、そもそも基本の文法が異なることから、日本語を話す日本人からすると難しいと感じることも多々あるでしょう。理屈だけではマスターするのが難しい言語ですが、感覚で覚えてしまえば自然に英語で話すことができるようになります。
英語と日本語では、日本人がうっかり間違えやすい返答があります。どのようなものがあるのか見てみましょう。
「いらないよね?」
「これ、いらないよね?」と英語で聞くと、”You don’t want this, do you?”となります。
これに対する返答が、日本語では「うん、いらない。」となるのですが、英語で答える時には”No, I don’t.”となります。
日本語では「うん」なので、”yes”と言ってしまいそうになるのですが、Yesを使うと、「いる」という答えになってしまうので要注意です。
“Nice to meet you”と言われたらなんて答える?
誰かに会った時に、”Nice to meet you” 「お会いできてうれしいです」と言います。それに対して、うっかり”me too.”と答えてしまいそうになるのですが、”Me too”というと、「私も私に会えてうれしいです。」という意味になってしまいます。
「私もあなたに会えてうれしいです。」と言いた時には、”You too.”と言いましょう。 初対面の人と会話をした、別れ際に”You too”を使うことが多くあります。
初対面の挨拶の時には、”nice to meet you too.”と言うのが自然でしょう。
Goodの本当の意味は?
Goodは「良い」という意味なります。しかし、「良い」の中でも、すごく良いのではなく、「そこそこ良い」という意味になります。例えば、ディズニーランドに行ってきた後に、友達から”How was Disney Land?”と聞かれた場合、”Good”と答えると、「うん、まあ、そこそこ良かったかな。」という意味になってしまいます。
「すごくよかったよ」と言いたい時には、”Great”や”Wonderful”、”fantastic”などを使うことで、楽しかったことを伝えることができます。
日本語と英語では、言語のニュアンスが異なることから、本当に伝えたい気持ちが伝わらないこともありますが、こういった間違えやすい部分を知っておくことで、いざという時に伝えたいことを伝えることができるようになるでしょう。