フィリピンでスーパー台風
2021年12月16日、フィリピンに大型の台風「ライ」が直撃しました。
この台風による被害は非常に大きく、370人以上の死者をもたらしています。家屋が全壊した人も多く、1週間ほど経つ現在(2021年12月23日)でも、電気やインターネットが繋がらない地域があり、生活に困っている人が多くいます。
また、復旧のためのサポートとして、様々な企業や団体によって、フィリピンのための募金も集められています。
今回は、この災害をきっかけに、台風に関する単語やフレーズを紹介して行きます。
※大きな被害を受けているフィリピンの1日も早い復旧を願っています。
台風を表現する言葉
台風を表現する言葉は ‘typhoon’ 以外にもいくつかあります。勢力が弱いものから順に挙げていくと以下の通りです。
storm ストーム
typhoon 台風
hurricane ハリケーン
tornade 竜巻
storm は、一時的な強風や大雨で、集中豪雨などもstormで表現することができます。stormは1時間~2時間ほどの強風や大雨、ヒョウ、吹雪などに見舞われますが、すぐにおさまることが多いです。
typhoon は、日本でも馴染みのある単語で、地域によっては大きな被害を受けることもあります。風速は、およそ17 m/s程度です。
台風よりも、さらに強いものが hurricaneです。ハリケーンは風速が33 m/sとなり、被害も深刻化しやすい傾向があります。
tornade はハリケーンと似たイメージを持ちますが、ハリケーンは海上で発生し、竜巻は陸の上で発生するなど違いがあります。そのため、トルネードの被害はハリケーン以上になることがあります。
被害にまつわる語彙
flash flood 台風などによる浸水
completely destroyed house 家屋全壊
demolish 完全に破壊されてしまっている状態
power outage 停電
restoration 家屋破壊などによる「復旧」
台風に見舞われた
「台風に見舞われた」と言いたい時は『hit』を使って表現することができます。
Super Typhoon hit the Philippines. 「スーパー台風がフィリピンを直撃しました」
A storm hit Tokyo area. 「東京で集中豪雨がありました」
台風が近づいてきている
「近づいてきている」場合には『approaching』を使って表現することができます。
A Typhoon is approaching Tokyo. 台風が東京に近づいています。