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似たような意味の”take”と”get”
この2つの単語は、どちらも「取る」など、似たような意味を持っています。
しかし、ちょっとした意味の違いから、使い方が異なります。”take”と”get”にはどのような意味があり、どのような使い方があるのか、具体的に見ていきましょう。
“take”の意味と例文
“take”には、「取る」という意味の他に「連れていく」「利用する」「(時間や距離が)かかる」「やる」という意味があります。それぞれの意味に合わせた例文も見てみましょう。
“I’m sorry that I took your bike without asking you.” 「勝手に自転車を持っていってしまってごめんなさい。」
“I take bus for school.” 「バスで学校に行きます。」
“It takes about an hour to fly.” 「飛行時間はだいたい1時間です。」
“If you come with me, then I take the deal.” 「一緒にきてくれるなら、やります。」
“get”の意味と例文
“get”には、「入手する」「~になる」「到着する」「理解する」という意味があります。例文も見てみましょう。
“I got a new bike!” 「新しい自転車を手に入れたよ!」
“I got so angry about it.” 「それに対してものすごく怒りました。」
“I get there by 7 o’clock.” 「7時までにはそこに行くよ。」
“I got it!” 「わかった!」
熟語も合わせて覚える
“take”も”get”も、どちらも日常生活の中で非常に多く使われる単語です。単語ひとつだけでなく、熟語として使われることも多いので、覚えておくと便利です。
get along 「慣れる」
“She is getting along her new class.” 「彼女はようやく新しいクラスに慣れてきたみたいだよ。」
“get used to”が代わりに使われることもあります。
get up 「起きる」「立ち上がる」
朝起きるという意味で使われることもありますが、ころんだときに「立ち上がる」という意味で使われることもあります。
“I get up at 7 o’clock in the morning.” 「朝は7時に起きます。」
“It’s so hard to get up from couch.” 「ソファから立ち上がるのがとても億劫です。」
“She fell down but got up so quickly.” 「彼女、転んだけどものすごくすばやく立ち上がったよ。」
take away 「取り上げる」「没収する」
学校に持っていっては行けないものを持っていき、先生から没収されてしまった経験があるという人もいるでしょう。そのような状況で「取り上げられた」というときに使うことができます。
“Teacher had taken away my cell phone during the class.”
take off 「離陸する」「出発する」
旅行のときによく聞く言葉です。「飛行機がまもなく離陸します。」というアナウンスでは、英語では”The plane is about to take off.”となります。