過去分詞はよく使われる
英語の勉強を進めていくと、「have」を加えた過去分詞に躓く人も多いのではないでしょうか?
「ちょっと難しい」と感じる人も少なくない過去分詞ですが、過去分詞を使った文章は、ネイティブとの会話の中でも頻繁に使われます。今日は、「ちょっと難しい」と思われがちな過去分詞を理解していきましょう。
経験を表現する
過去分詞には様々ありますが、なかでも有名な過去分詞が「過去の経験」を表現するケースです。日本語では「〜したことがある」を意味します。
この場合は、have (has) +ever (never) + 過去分詞で表現することができます。
例文;
I have ever been to Australia. 「今までにオーストラリアに行ったことがあります。」
I have never been to Australia. 「今までにオーストラリアに行ったことがありません。」
過去のみの出来事を表現する
続いて、過去の出来事を伝える言い方を紹介します。
この場合は、haveやhasの代わりに、had(過去形)を使うことで、過去の経験を表現することができるようになります。
例文;
I had swum 300m. 「300メートル泳いだことがあります。」
I had never tried Cinnamon ice cream, but it’s actually good! 「シナモンのアイスクリームは食べたことがなかったけど、実はとてもいいですね!」
※「had + 過去分詞」で表現されている出来事は、過去の経験で、現在には継続していないものになります。
過去形から現在にかけての出来事を表現する
過去分詞を使った文章は、過去形の代わりに使われると行ってもおかしくないほど頻繁に使われます。
例えば、ディズニーランドに行ったことを表現する時に、’I went to Disneyland.’ と言っても間違いではありませんが、’I have been to Disneland.’ と言った方が自然な表現になります。
他にはどのようなシチュエーションで使うことができるのか例文をチェックしてみましょう。
「新しい映画を観ました。」
I have watched the new movie.
「新しいイタリアレストラン、もう行きました?(まだ行っていませんか?)」
Have you been to new Italian Restaurant yet?
「宿題はもう全部終わった。」
I have already done all my homework.