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英語で「以前にも言ったのですが」
会話の中で、以前にも触れた話だったり、同じことを相手に言ったことがある場合など、「以前に言ったのですが」という言葉を付け加えることがありますよね。これを英語にしてみると、3通りの言い方が出てきます。ひとつは、”I’ve mentioned you before”、そして次は”I’ve told you before”、そして最後に”I’ve said to you before”になります。同じ「以前にも言ったのですが」という表現でも、使う言葉によって、ニュアンスが異なってきます。それぞれの表現方法の意味を具体的に見ていきましょう。
I’ve mentioned you before
これは、3つの表現方法の中でも最も丁寧な言い方で、カジュアルなシーンはもちろん、ビジネスシーンにも使うことができる表現方法です。日本語で表現すると、「以前にもお話したことがあるのですが」といった言い方になり、相手が忘れてしまっていることを責めることなく伝えることができます。
I’ve told you before
“I’ve told you before”は、”mentioned”を使う時よりも、ちょっとばかりきつめの言い方になります。”I’ve told you before”を使う時には、「だから言わんこっちゃない」といった意味になります。例えば、終電は11時半だから気を付けるように伝えたのに、11時半を過ぎてから駅に到着して終電を逃してしまった場合、そんな時にも、”I’ve told you before”ということができます。
“I’ve said to you before”
“said”を使う場合には、過去に言ったことよりも、今直前に言った事を指していることが多くあります。大切なことを相手が聞き逃した時にも、”I just said that”と言ったりします。例えば、バスの時間を説明した直後に、バスの時間は?と聞かれた場合、”I just said the schedule”と言います。
英語だと、言われたことをすべて正確に理解できないこともあるので、こんなシチュエーションに遭遇することもあるかもしれないですね。どうしても聞き取れなかった場合には、覚えられないのでメモに書いてもらうように丁寧にお願いすると良いかもしれないですね。