の壁を乗り越えよう【2】

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ちょっとややこしい<of>の使い方

前回に引き続き<of>の使い方について説明します。

今回は、of の使い方の中でも少し「ややこしい」部分に突入していきます。直訳するよりも、of が意味するニュアンスを掴むことで、より深く理解することができるでしょう。

それでは、of の使い方をさらに詳しくみていきましょう。

原因や要素を示す

I’m afraid of the dark. 「暗いところが怖いです」
この例文では「原因」を表します。afraid(怖い)ことの原因がdark(暗い)として使われています。

Our group consists of experienced experts. 「私達のグループは、経験ある専門家たちで構成されています」
この文章では「要素」として of が使われており、グループの要素を示すように使われています。

The room needs to be cleared of trash. 「この部屋はゴミを取り除かれる必要があります=(つまり、掃除が必要だという意味になります)」
ここでは「分離」として使われており、部屋からゴミを分離させる意味で of が使われています。

性質や人柄を表現する

of は性質や人柄、性格などを表現する時にも使われます。まずは例文で状況を想像し、単語を入れ替えて、その他の例文も作ってみましょう。

Katy is a lady of many kinds of talents.  「ケイティーは様々な才能を持つ女性です」
It is very nice of you to help your sister. 「妹さんを手伝って、とてもいい人なのね」

be動詞の直後にいきなり of !?

まずは例文をみてみましょう。
This textbook is of average level. 「この教材は平均的なレベルです。」

この例文を見ると「間違ってるのでは?」と思うこともあるでしょう。これは of の使い方の中でもややこしい1つで、文型を覚えて使いこなす必要があります。

be動詞+of
使い方は名詞+of+名詞の時と同じように、主語が of より後の部分の性質を持つと考えると分かりやすいでしょう。

他の例文も見てみましょう。

This city is of highend area. 「この街には高級住宅街があります」

book

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