いくつかある「便利」の表現
日本語で「便利」を表現する時でも「使える」や「使いやすい」など様々な言い方があるように、英語で「便利」を表現する時も幾つかの方法があります。
今回は英語で「便利」を表現する時の言葉を幾つかご紹介します。
useful
『useful』は「使える」や「使うことができる」などの意味を含みます。
例えば、「新しく買った少し高価なフライパンは、高かっただけあって使える」などのシチュエーションで、用いることができる単語です。実際に英文を使って表現してみましょう。
This pan was a bit pricey but it’s a useful one. 「このフライパンは少し高かったのですが、とても使える品物です」
convenient, convenience
コンビニエンスストア英語の “convenient” や “convenience” が由来で「便利なお店」を意味します。そのことからも分かるように「使える」などの意味で “convenient” や “convenience” を用います。
例えば、「日本の電車は便利な交通システムです」を英語ですると “The train in Japan is convenience system.” となります。
handy
実際に手にとって「使いやすいもの」や「取り扱いやすい」は『handy』を用います。
例えば、新しく購入した工具がとても使いやすくて便利な時に、”This new tool is very handy.” と言います。
この “handy” は「便利」という意味以外でも使います。
一例を挙げると、「手先が器用」を表現する時にも”handy”が用いられ、「私の父は器用で、家の修理もしてくれます」は英語で “My father is handy, he can fix even the hose.” と言うことができます。
また、「便利」とは少し異なりますが、「手元にある」などの意味でも “handy” を使うことがあります。
「お手元にペンはありますか?」と言う時に”Do you have a pen handy?” と表現します。
このように同じ「便利」を意味する時でも、シチュエーションによって、様々な単語を使い分けます。似ているため、分かりにくいケースもありますが、多くの例文などをチェックして、シチュエーションに合わせた「便利」をチョイスできるようになりましょう。