【英文法】直接話法と間接話法の違い
英文法の直接話法と間接話法では、具体的に何が異なるのでしょうか?
直接話法では、文章の中で発言された文章がそのまま残されています。それに対して間接話法では、文章をすっきりとまとめるために「〜という」と言った表現を使い、発言された言葉が表現されます。
この説明だけではしっくりこない人も多いでしょう。まずは、直接話法と間接話法の文章を紹介します。
直接話法の文章
まずは、直接話法の例文から見ていきましょう。
She said “I was going to wash my car today”.
彼女は、「今日洗車します」と言いました。
Remember? I said “Finish your homework first”.
覚えてる?「宿題を最初に終わらせなさい」って言ったでしょう。
このように、直接話法の文章では、実際に発言された言葉が「」の中に表現されています。
間接話法の文章
間接話法では、直接話法で使われていた「」が外されて表現されます。例文を見てみましょう。
I told him that I will see him at school.
彼に明日学校で会うと言いました。
He said that he didn’t know about the accident.
彼は、その事故について知らなかったと言っていました。
直接話法から間接話法に書き換える
上記の例文を見てみると、間接話法の方が文章はスッキリとしています。日常会話でも、直接話法よりも間接話法の方が多く使われており、使いこなすことができると、とても便利です。
では、直接話法を間接話法に書き換える方法をチェックしてみましょう。
She said “I will cook tonight”.
彼女は「私が今夜は料理します」と言っていました。
→She said that she will cook tonight.
彼女は、今夜料理すると言っていました。
I told him “I forgot to bring his book”.
彼に、「彼の本を持ってくるのを忘れた」と言いました。
→I told him that I forgot to bring his book.
彼に、彼の本を持ってくるのを忘れたと言いました。
このように、間接話法では関係代名詞を使い、「」を外した文章へと変換しています。直接話法と間接話法を使いこなすために、身近な出来事を使って文章を作る練習をしてみましょう。