【要注意!】日本語から直訳できない英語
日本語と英語の表現方法は、異なることが多々あります。そのため、英語の表現の中には日本語からそのまま直訳できない言葉があります
今回は日本人がうっかり間違ってしまう英語の表現を紹介します。一緒にチェックしてみましょう。
薬を飲む
「飲む」を英語に訳すと “drink” です。日本語では「薬を飲む」と表現しますが、英語では “drink medicine” とは言いません。
英語で表現する場合は「飲む」ではなく「摂取する」と表現するため “take medication” となります。錠剤の場合は “pill” と表現し、”take a pill” と言うこともあります。
例文をチェックしてみましょう。
「食後に2錠飲んでください。」
“Take 2 pills after meals.”
「避妊目的のピルを飲んでいます。」
“I’m taking birth control pill.”
パソコンが重い
パソコン作業の最中に画面がスムーズに進まない時や、ネットの速度が遅くなった時に、日本語では「パソコンが重い」と言いますが、「重い」を英語に直訳すると “heavy” です。
しかし「パソコンが重い」を英語で表現する時は、直訳すると「パソコンが遅い」の意味で “the computer is slow” と言います。
うっかり “the computer is heavy.” と言ってしまうと、パソコンが重くて持ち上げられないのかな?と思われてしまいます。
こちらも例文をチェックしてみましょう。
“my computer has been very slow and it’s been causing my report delay.”
「パソコンがものすごく重く、レポートが遅れています。」
“This computer has been slow and it stops sometimes, are you able to figure this out?”
「このパソコン、重くてときどき止まるんです。何が原因かわかりますか?」
すみません
日本語では、謝罪の時だけでなく、人混みをかき分けて進む時や飲食店などの店員さんを呼ぶ時も「すみません」と言います。
「すみません」を英語に訳す際、多くの人が “I’m sorry” を思い浮かべてしまいますが、「ごめんなさい」の意味合いが強いので、同じ「すみません」でも、”I’m sorry” ではなく “Excuse me” を使います。
うっかり “I’m sorry” と言ってしまうと「何か悪い事でもしたの?」と思われる可能性があります。
このように正しい使い方を知っておくことで、よりスムーズに自分の気持ちを英語で表現することができるようになります。