生活の中で耳にするカタカナ英語
これまでにも、ビジネス編、文房具編、食べ物編、ショッピング編、ファッション編と、日本語として私たちが毎日のように使っているカタカナ英語について紹介して来ました。
今回は、日常生活のあちこちにあるカタカナ英語についてお伝えします。
たとえ英語が由来のカタカナ言葉でも、英語ではそのままだと通じないことが多々あります。今回は、日常生活の中で使うカタカナ英語で、そのままでは通じない言葉を幾つかピックアップして紹介します。
ガソリンスタンド
「ガソリン」は英語でも’Gasoline’と言いますが、車に使われるガソリンの場合は、一般的に’Gas’という言葉が使われています。
例えば、「ガソリンがなくなりそう!」は、’Gas is running out!’ と言います。
ガソリンスタンドは、英語で ‘Gas Station’ と言い、ガソリンスタンドに寄って行く場合は ‘I need to stop by a gas station!’ と言います。
クレーム
通じそうで通じない単語がクレームです。
日本語で意味する「クレーム」は、英語では’Complain’と言います。企業などに「クレームが届いた」という場合は、’The company received complains’ と言います。
クレームは、そのまま英語にすると ‘claim’ で、「要求する」を意味します。ただし、クレームをするシチュエーションでは、’claim a complaint’ のように使うことができます。
リホーム
室内の一部を改造して新しくすることを日本語では「リホーム(リフォーム)」と言いますが、英語でリホームと言うと、新しい家を探すことを意味します。
自分たちが住む家よりも、ペットなどに使われることが多く、新しい飼い主を探すときに ‘We need to rehome our cat.’ などと言います。
それでは、日本語で言うところの「リホーム」は、英語ではどのように表現されるのでしょうか?
「リホーム」は、英語では ‘renovation’ や ‘makeover’ と言われます。
英語でリホームのビデオを見たい場合には、YouTubeなどでこれらの言葉で検索すると色々と出てきます。
サイン
有名人のイベントで「サイン会」などが行われますが、英語でサイン ‘sign’ と言うと「捺印を押す」ことを意味します。海外では日本のような印鑑はあまり使われていませんが、書類に捺印する代わりに sign をします。
有名人などにしてもらうサインを、英語では ‘autogragh’ と言います。
また、英語では、捺印の他に道路標識などのことを ‘sign’ と言うこともあります。同じく、看板を ‘sign’ と言うこともあります。
いかがでしたでしょうか。
このように、日本語の中には、そのままでも通じそうでも通じないカタカナがいくつもあります。他にも様々なカタカナ英語があるので、覚えておくと良いでしょう。