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イギリス英語のスラング
前回は、アメリカ英語のスラングについてお伝えしました。今回は引き続き、スラングですがイギリス英語編です。
※なお、スラングは国によって使い方が全く異なります。最初のうちは周囲の親しい人などに確認しながら使っていきましょう。
A cuppa: マグカップに入ったお茶のこと
イギリスではアフタヌーンティーを楽しむ習慣があります。
「A cuppa」は「a cup of tea」が語源となっているスラングです。使い方も見てみましょう。
Fancy a cuppa? 「紅茶はいかがですか?」
I’d love to! 「ぜひ!」
Trollied / Plastered:酔っぱらう
どちらも酔っ払った状態を表すスラングで、ほろ酔いではなく酔っ払って危険な状態のことを表現するときに使われます。
Ohh no, he is trollied. 「彼、完全に酔っ払っちゃってるよ。」
He better get someone to give him a lift. 「誰か運転してあげる人を見つけないと。」
Gobsmacked:ひどく驚いた状態、ショックを受けた状態のこと
イギリス英語のスラングの中でも特に有名なスラングです。イギリス英語を習得したい人や、イギリスに留学する予定がある人は押さえておきたい言葉です。
He was gobsmacked when his son unexpectedly visited him.
「彼は彼の息子が突然訪れた時、とても驚きました。」
Cheeky:生意気
人の行動を表す表現で、失礼な行動や生意気に感じた時に使います。ただし、あまり強い嫌悪ではなく、生意気だけど微笑ましく感じた時などに使われます。
His son is a very cheeky little boy.
「彼の息子さんはとても生意気な男の子です。」
スラングを使う際の注意点
イギリス英語のスラングを自然に使いこなすには、実際にネイティブが使っているシーンを見て確かめる必要があります。
子供が言語を覚えるのと同じように、日常生活の中でスラングを使っているところを見聞きすることで、適切な場所やタイミングで使うことができるようになります。
イギリス英語を話すネイティブの友達と会話をする、ハリーポッターなどスラングが含まれている映画を観る、さらにイギリスのポップミュージックなどを聞くとスラングが含まれていることが多いので、様々な機会に触れて一つでも多く耳にすることを意識しましょう。
ただし、スラングは人によっては不快な思いをすることもあるので、スラングを使う場所や相手には十分注意する必要があります。