ホテルでのチェックインは、大抵の場合はスムーズにいくものですが、まれに予約がうまくされていなかったり、何らかの理由でキャンセルされてしまっていることがあります。そんな時にも慌てずに、ゆっくりと英語で問題解決していきましょう。
まずは、チェックインカウンターで”Check in Please”と言って、チェックインの手続きをお願いします。トラブルがある場合は、たいていの場合ここで、
“I’m sorry but I can not find your name.” 「申し訳ないのですがお客様のお名前が見つかりません。」 と言われます。そんな時には、
“Here is my name on pass port, could you please check it again?” と、もう一度確認するようにお願いしてみましょう。名前が見つからない時には、むこうから、”Could I see your passport?” 「パスポートの名前を拝見できますか?」と聞かれることもあります。
どうしても見つからない場合、ホテルの予約をお願いしたエージェントに問い合わせるようにお願いしてみます。そんな時には、
“Could you please contact ●●●(エージェントの名前)?”とお願いします。
自分で予約した場合には、何らかのミスで予約されていなかった場合もあります。E-mailなどの控えがあれば、それを見せて予約したことを確認しましょう。
何らかのミスでどうしても予約がされていなかった場合には、
“Is there any room available tonight?” 「今夜開いている部屋はありますか?」と聞いてみましょう。
また、これもまたまれなケースですが、予約がオーバーブックして、部屋が開いていない場合もあります。オーバーブックはホテル側の責任になるので、ホテル側が同等のホテルを用意してくれるでしょう。落ち着いて聞いてみましょう。オーバーブックしている時には、
“I’m sorry but we are overbooked and there is no room available. We could arrange a room in the another hotel nearby.” 「申し訳ございませんが今夜はオーバーブックで部屋が開いておりません。近くのホテルをこちらでご用意することができますが。」 と言われます。
宿泊する予定のホテルでミーティングなどの予定がある場合には、そのためにまたこのホテルに戻ってくる必要があります。そんな時には、紹介されたホテルがどのくらいの距離なのか、また、もっと近いホテルはないのかどうか聞いてみましょう。
“How far is the hotel?” 「そのホテルまでの距離はどのくらいですか?」
“I have an appointment tomorrow here, is there any close hotel around?” 「明日このホテルで約束があるんです。もっと近いホテルはありませんか?」
また、オーバーブックはホテル側の責任であることから、交通費などを負担してもらうことも忘れずにしましょう。
“Could you cover the moving and communication expenses? ” 「移動費や連絡のための通信費は負担してもらえますか?」
“Yes, of course. We will fully reimburse you upon submission of the original receipts.”
「はい、もちろんです。レシートをお持ちいただければすべてこちらで負担します。」
オーバーブックを避けるためには、できるだけ早い時間にチェックインをするのがポイントです。
チェックインの時間が過ぎてしまうと、自動的にキャンセルされてしまうことがあります。
そんな時には、
“Your reservation was cancelled as you didn’t show up by 6 pm.” と言われます。
そんな時には、チェックインが遅れた事情を話して、もう一度部屋を確保することが可能かどうか聞いてみましょう。
“I’m sorry but my flight was late and I could not contact you. Is it possible to reserve a room again?”
「申し訳ありません、飛行機が遅れて連絡できなかったんです。今から部屋を確保することは可能でしょうか?」
飛行機が遅れてホテルの到着が遅れる場合には、空港からその旨をホテルに電話して伝えておくと安心かもしれないですね。