「たくさん」の意味
日本語でも「たくさん」を表現すると、「大量」「多量」「がっつり」「数多く」など、いくつもの表現方法があります。英語でも同じように、「たくさん」を表現する言葉が幾つかあります。どのような表現方法があって、どのように使うことができるのか、詳しく見てみましょう。
many
“many”を使った表現は、多くの人が知っている「たくさん」を表す言葉でしょう。英会話は苦手、という人でも知っていることが多い言葉で、簡単に使うことができる英単語です。正しい使い方を身に着けるために、まずは”many”を使ってどのように「たくさん」を表現することができるのか、例文とともに見てみましょう。
I have many candies. 「たくさんのキャンディーを持っています。」
I have many friends. 「私にはたくさんの友達がいます。」
Many people are going to the festival. 「たくさんの人がそのお祭りにいきます。」
こうしてみてみると、”many”を使う時には、「数えることができるもの」に対して使われているのがわかります。水や体重などは数で数えることができないので、”many”は使われません。
lots of
“lots of”は、数えることができるものはもちろん、数で数えることができないものにも使うことができる表現方法です。どのように使うことができるのか、例文を見てみましょう。
I have lots of candies. 「たくさんのキャンディーを持っています。」
I have lots of friends. 「私にはたくさんの友達がいます。」
Lots of people are going to the festival. 「たくさんの人がそのお祭りに行きます。
Lots of rain this year. 「今年は雨がたくさん降っています。」
We got lots of snow this year. 「今年は雪がたくさん降りました。」
bunch of
“bunch of”は、教科書にはあまり出てこない表現方法ですが、ネイティブスピーカーがよく使う表現方法なので覚えておくと便利です。正しく使いこなすことができるように、例文を見てみましょう。
There were bunch of people at the festival. 「お祭りには沢山の人がいました。」
I found bunch of bugs under the mat. 「マットの下に虫がたくさんいるのを見つけました。」
There are bunch of kids running around. 「そこでは子供がたくさん走り回っています。」
“bunch of”も、”many”と同じように、水などの量ではなく、数で数えることができるものに対して使われています。カジュアルな表現方法なので、ビジネスシーンやかそこまった場所では”many”を使うのが無難でしょう。