フィリピン留学の再開と現在のフィリピン入国
新型コロナウイルスの世界的な流行が起きてから、フィリピンでも多くの語学スクールが休校、新規受け入れの中止、寮の閉鎖などがされていました。
状況が日々変化する中で、先の見えない現状が続いていますが、サービス再開に向けて準備を整えはじめた学校もあります。
今回は、フィリピン入国または出国(日本への入国)の条件等についてお伝えします。※情報は2022年4月20日現在のものです。必ず直前に大使館や外務省のページで最新の情報を入手しましょう。
フィリピン入国について
ワクチン接種が完了しており、渡航前検査結果を提示する限り、入国が可能です。
ワクチンは渡航開始日時より14日以上前に、接種が2回でセットとなっている種類のワクチン(モデルナ、ファイザー等)は2回、接種が1回で完結するワクチン(ジョンソン・エンド・ジョンソン等)は1回の接種を完了している必要があります。また、接種の証明書が必要です。
渡航前検査結果は、渡航開始前48時間以内のPCR検査または24時間以内の抗原検査で陰性結果を得ており、その結果を提示する必要があります。
さらに、全てのフィリピン入国者は、事前にオンラインで「One Health Pass」に登録し、登録完了後に表示されるQRコードおよび手続番号をスマートフォンなどの端末に保管し、これらを入国時にフィリピン検疫局に提示する必要があります。
短期滞在者(留学も含まれます)は、パスポートの残存有効期限は6ヶ月以上、復路便の予約証明の提示、海外旅行保険(最低補償額35,000ドル)への加入も必須です。
フィリピン出国について
規制はありませんが、日本へ入国する際に出国前72時間以内に受けた「検査証明書」が必要となります。これを持っていなければ、航空機への搭乗を拒否されるので必ず検査を受けましょう。
※セブなら「セブドクターズユニバーシティホスピタル」、マカティなら「マカティメディカルセンター」など、日本入国の際に提出するフォーマットを提供している病院・クリニックは限られます。
日本への入国について
先にも述べた通り「検査証明書」の提示が求められます。
また、出国前72時間以内に受けた検査で陰性であっても、空港到着時に全ての人を対象に検査が実施され、結果が判明するまで空港内の指定場所で待機する必要があります。
※これらの情報は、2022年4月20日現在のものです。特に現地への入国条件は、コロナの状況によって変わりやすいので、必ず最新の情報の入手に努めて下さい。
▼関連リンク:外務省 海外安全ホームページ