独学のメリット
英語の学習方法には様々な方法がありますが、なかには独学で英語力やスピーキング力を身につけた人もいます。独学で英語を勉強することの最大のメリットは、少ない費用で英語力を上げられることでしょう。
また、独学の場合は英会話クラスなどに通うこともないため、時間を有効に使うことができます。
今回は、独学で英語を身に付ける方法をチェックしていきましょう。
インプットとアウトプット
英語力を高めるためには、インプットとアウトプットが重要です。
インプットで覚えたことを、実際に使ってアウトプットすることで、学んだものが自分の力になっていきます。
インプットには文法の復習や単語・フレーズなどの暗記などが含まれます。基本的なことを覚えたら、実際に覚えたものを生活の中で使ってアウトプットすることが大切です。
サッカーなどの練習でも、まずはボールの蹴り方などの基本を学び、実際に体を動かして練習することで、スキルを身につけていくことができます。英語もこれと同じで、覚えたものを実際に使って、頭だけではなく体で覚えていくことが大切です。
丸暗記は効果的!?
英文を丸暗記する勉強方法もありますが、これは効果的な勉強方法なのでしょうか?
これについては様々な意見があると思いますが、私個人の意見としては効果的だと思います。その理由は、文章を丸暗記することにより、理屈を問わずに文法や語順が頭に残ります。
そのため、似たようなシチュエーションに遭遇した時に、単語を入れ替えるだけで状況を表現することができるようになります。
これには実際に言葉を入れ替えて話をする練習(アウトプット)も必要です。繰り返すことでスピーキング力を身に付けることができます。
ただし、文章を無理やり暗記しようとすると、ストレスで拒否反応が出てしまうこともあります。ストレスを抱えながら覚えたものは、せっかく暗記してもすぐに忘れてしまいがちです。
このように効率の悪い状況を避けるためには、無理なく暗記する必要があります。
まずは好きな分野からで問題ないので、覚えたい文章を音読し、間違えないでスラスラと読めるように練習しましょう。スラスラと読めるようになったら、自分が音読している声を録音し、自分で気づくことができた部分だけでも良いので、発音を意識しながら練習します。
発音を意識してスラスラと読めるようになったら、次にオーバーラッピングをします。できれば、オーバーラッピングをしている音声も録音して聞いてみると、どこで遅れが生じているのか、どこでアクセントを間違えているのか?などに気づくことができます。
無理に暗記をしなくても、このように同じ文章を何度も繰り返して読むことで、自然に文章を覚えていきます。完璧に丸暗記していなくても、似たようなシチュエーションに遭遇した時に応用することができます。
さらに、スピーキング力に繋げるためには、情景を想像しながら読むことも大切です。