初級から中級へのステップアップ
英語を聞いても全く分からないレベルから勉強を始めても、基礎の文法を復習し、会話の練習を繰り返すことによって、ある程度のところまでは簡単に英語力が伸びていきます。
日本人の多くは小中学校で英語の文法の基礎を学んでいるため、英語の基本は分かる人も多いでしょう。高校を卒業してから、全く英語を聞く・話す機会がないなど、ブランクがあると、うまくいかないことも多いですが、復習をすることで、ある程度の英語力は身につきます。
基本的には、中学英語が理解できていれば、日常会話なら問題ないと言われています。英検で言うところの3級に該当するので、日常英会話をマスターしたい人は、英検3級を目指して勉強すると良いでしょう。
中級から上級へのステップアップ
難しいと言われているのが中級から上級にかけてのステップアップです。
TOEICだと600点程度に該当します。600点までは勉強することで取ることができますが、800点や900点にまで伸ばすことは容易ではありません。
この中級から上級にかけての壁を越えるためには、どうしたら良いのでしょうか?
語彙力を増やす
英語力が中級まで上がっているなら、おそらく基本の文法は心得ている人が多いでしょう。中級の壁を越えるためには、中級~上級レベルで使われている単語や熟語、イディオムなどを覚えていく必要があります。
中級~上級レベルに必要な単語は、ニュースなどからピックアップすると良いでしょう。ニュースを読むこと、ニュースを聞くことを日頃から行い、分からない単語をピックアップして、その都度、覚えていくようにします。
毎日少しずつでも良いので、継続して覚えていくことで、確実に語彙力を増やすことができます。
難しい会話にも参加できるようになる
ニュースで使われる単語を覚えると、知っている単語が増えるためリスニング力が増え、難しい大人の会話にも参加できるようになります。さらに、単語力を増やすことは、言いたいことをより細かく説明するためにも有効です。
ニュースを聞く・読むだけでは躓いてしまいそうな人は、TOEIC800点または900点対策の単語集などを見つけて、覚えていくことも1つの手段です。
また、英会話クラスなどに参加して覚える方法、現在ではお金を掛けなくても、YouTubeなどを利用して自分に合う動画を見つける方法もあります。
自分で勉強するだけでは続かない人は、オンラインなどの英会話レッスンを利用して、英語力を伸ばしていくことで、モチベーションを維持できることもあります。