付加疑問文とは?
「付加疑問文」と聞くと、なんだか少し難しい文法のように聞こえる人も多いでしょう。
「~だよね?」「~ですよね?」などの文章を作るときに使われる文法で、日常英会話でも頻繁に耳にします。また、付加疑問文はルールさえ覚えてしまえば、それほど難しくない文法です。
付加疑問文を使いこなすコツは、主語と動詞にあります。どのように使われるのか?を詳しく見ていきましょう。
動詞がbe動詞の時
You are going to take a class today, aren’t you?
「今日は授業を受講する日でしたよね?」
He is sleeping by this time, isn’t he?
「彼はこの時間までに眠っていますよね?」
They are having fun, aren’t they?
「彼らは楽しんでいますよね?」
be動詞を使って作られている肯定文の文章では、文章の最後でbe動詞を否定形にして付けることで、付加疑問文を完成させることができます。
動詞がbe動詞の否定形の時
You aren’t going to take a class today, are you?
「今日は授業は受講しない日でしたよね?」
He isn’t sleeping by this time, is he?
「彼はこの時間には寝ていないですよね?」
They aren’t having fun, are they?
「彼らは楽しんではいないですよね?」
be動詞を使った否定文では、語尾は肯定形のbe動詞が使われます。
基本のルールとしては、肯定文では語尾は否定形に、否定文では語尾が肯定形になると覚えておくと良いでしょう。
be動詞以外の場合
She has a holiday this week, doesn’t she?
「彼女は今週は休暇を取っていますよね?」
You want a chocolate, don’t you?
「チョコレートが欲しいんですよね?」
They don’t like meat, do they?
「彼らは肉は好まないですよね?」
He doesn’t care which colour, does he?
「彼は、どの色でも構わないですよね?」
be動詞がない場合には、代わりにdoまたはdoesを使って文章を構成します。
過去形の場合
You were sleeping on the couch, weren’t you?
「昨日、ソファーで寝ていましたよね?」
She wasn’t working yesterday, was she?
「彼女は昨日は働いてませんでしたよね?」
They had 3 dogs, didn’t they?
「彼らは3匹の犬を飼ってましたよね?」
He didn’t eat carrot, did he?
「彼、人参は食べなかったでしょ?」
過去形の文章でも付加疑問文の基本のルールは同じで、肯定文、否定文それぞれ同じ法則で文章が作られます。
文末に?がつくので、疑問文のように思われがちですが、文頭を見ると肯定文なので、この文章が付加疑問文であることが分かります。
様々な単語を使って文章を作る練習をしてみましょう。