語学留学で英語は上達する？
語学留学をすることで本当に英語力は上達するのか？
そんな疑問に持つ方もいるのではないでしょうか？
語学留学に行くことによって、英語力は上達します。しかし、ただ留学をするだけでは残念ながら、あまり目的を達成できないかもしれません。きちんと計画的に準備することが、語学留学の有意義な時間に変えてくれます。
せっかくお金と時間を掛けて語学留学をするのであれば、英語が上達した！と自信を持って帰国したいでしょう。そこで、今回は語学留学を成功させるポイントを幾つか紹介します。
留学スタート時の英語力
語学留学のメリットは、英語を使う環境の中で生活することができる点です。
勉強だけなら日本でもできますが、話す機会が限られてしまうと、なかなか英語力は伸びません。しかし、留学スタート時の英語力が低すぎると、英語の環境の中で英語を使う以前に、基本的な部分を学ばなくてはならず、日常生活で英語を使えるまでに至りません。
可能な限り、留学スタート時に英単語だけでも身に付けておくと、留学後に英会話力をぐんと伸ばすことができるでしょう。
ホームステイを楽しむ
フィリピン留学では、基本的に寮（もしくはホテル滞在）なので、ホームステイを選択することは難しいですが、カナダやアメリカ、オーストラリアなどではホームステイを選択することができます。
ホームステイは帰宅後も英語を使う機会に溢れ、文化や習慣も学ぶことができるなど大きなメリットがあります。ただし、留学の経験談では、ホームステイ先との相性が合わず、苦労する方も多く見られます。
文化が違うファミリーと、いきなり相性バッチリに感じることは極めて稀です。驚くようなことがあっても、それが相手の文化だと思って受け入れ、日本ではどのようにするのか？などを英語で説明することで、ファミリーに自分の行動や考えを理解してもらうことができます。
モヤモヤする部分もあるでしょうが、日本語が分からない相手と生活できることは、英語力を磨くうえで、とても贅沢な環境です。せっかくのホームステイなので、とにかく楽しむことを第一に、積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。
また、フィリピン留学では、日本人が多い学校、韓国人や中国人が多い学校と、学校によって出身国の生徒の割合が大きく異なります。
日本人が多い学校は、日常生活などの質問を行いやすい一方で、寮に戻ってから日本人同士で日本語で話す機会が多く、どちらかと言えば「海外を楽しむ」要素が強くなってしまいます。
韓国人が多い学校は、日本語を話す機会は少ないですが、授業中に韓国語が飛び交うなど、また別の問題が生じます。
マンツーマンの授業が多い学校など、英語を話す時間が多い学校を選びましょう。
英語を話す努力をする
フィリピン留学では、生徒の半分以上が日本人の学校が多々あります。
アメリカやイギリス留学と比べて費用が安く、マンツーマン授業が多いなど、フィリピン留学ゆえのメリットも多いですが、どうしても日本語で会話をしがちです。
とは言え、留学先で出会う日本人は、自分と同じように英語を学ぼうとしている人です。相手が日本人でも英語で話す努力を怠らず、分からないことがあったらメモをしておき、学校で先生に質問すると、疑問を英語で解消することができます。
英語力の向上は自分次第
英語力を伸ばすのは、先生でもなく、ファミリーでもなく、クラスメートでもありません。自分の英語力を伸ばすのは自分自身です。
語学留学に向けて、少しでも事前に英語力を身に付け、留学生活が始まったら、現地では日本語を話さない！など、強い決意を持って、留学生活を楽しむようにしましょう。
