「心配する」を表現すると?
日本語では、たった一言で「心配する」と表現できませんが、英語ではシチュエーションによって使う英単語が異なります。
「心配する」の表現で、多くの人が知っている単語は “worry” ですが、それ以外にも “concern” や “afraid”、 “scared” や “I don’t feel good” などがあります。
「心配する」を英語で表現する場合、どのようなシチュエーションで、それぞれの単語を使い分けるのか?を紹介していきます。
worry
“worry” は、多くの日本人が知っている「心配する」を意味する単語です。 “worry” には、”I worry” という使い方と “I’m worried” という使い方があります。
“I worry” を使う時には「何かを心配する」時に使います。実際に例文を見てみましょう。
“I worry about road condition tonight.” 「今夜の道路の状況が心配です。」
“I worry if the train might be late.” 「電車が遅れるのではないか心配です。」
“I’m worried” の場合には、受身形になるため「心配させられる」という使い方になります。こちらも実際に例文を見てみましょう。
“I’m worried if he is not going to get lost.” 「彼が道に迷うのではないかと心配させられるわ。」
“I’m worried that the price is going up high.” 「金額が上がるのではないか心配させられます。」
concern
“concern” は、「心配」のほかに「不安」という意味を持っています。どのように使うことができるのか、例文とともに見ていきましょう。
“Please feel free to contact us any time if you have any concern.” 「不安があれば、いつでも気楽にご連絡ください。」
“I have concern that if he might not get recovered by next week.” 「彼が来週までに回復しないのではないかと不安になります。」
“I’m concerned if this environment is not safe for children.” 「この環境が子どもたちにとって安全ではないのではないかと不安にさせられます。」
afraidとscared
この2つは、「心配する」の他に「恐れる」という意味を持ちます。例文を見てみましょう。
“I’m afraid that there might be delay for my flight.” 「飛行機が遅れるのではないかと不安になります。」
“I’m scared if big earthquake is coming here soon.” 「大きな地震がくるのではないか心配です。」
I don’t feel good
これは英単語ではなく、文章での表現方法です。
ニュースや出来事を聞いた時に「嫌な予感がする」といった意味で使います。たとえば、海外旅行に出発する前日に台風が来たときに、台風の影響で飛行機が遅れるのではないか?と心配になることがありますが、そんな時には “I don’t feel good about it.” と言うことができます。