日本人が苦戦する似ている発音
英単語の発音の中には、似通った発音の言葉があります。
なかでも日本人にとって難しい音が、“work”と”walk”の違いです。日本人にとって、“R”と”L”の発音の違いを聞き分け、ネイティブのように発音をこなすのは難しいところです。
しかし、ちょっとしたことに気を付けることで、“R”と“L”の発音を上手に使いこなすことができます。
まずは、どのように発音して、この2つの単語を使い分けることができるのか?をチェックしていきましょう。
“Work”の発音
“work”の発音を、ネイティブに聞き取ってもらえるように発音するためには、”r”の発音に気を付けると同時に、”o”の発音に気を付けます。これにより、初心者でも綺麗に発音することができます。
“working holiday”が、「ワーキングホリデー」と発音されるように、「ワ」を強調して、「ワーク」と発音します。そうすることにより、英語初心者でも”walk”ではなく、”work”であることが分かるように発音することができます。「ワーク」と言うときに、伸ばす部分で軽く舌を丸めると、さらに綺麗に発音することができます。
“walk”の発音
“walk”の場合は、スペルは”a”とありますが、この”a”を、「ア」ではなく、「オ」として発音することにより、綺麗な発音にすることができます。”walking”を「ウォーキング」と発音するように、”walk”と言うときも、「ウォーク」と言います。”L”には、「ル」といった「ラリルレロ」のような発音がありますが、この場合は特に”L”の存在を気にすることなく「ウォーク」と言います。
“work”と”walk”の意味の違い
この2つの単語は、とても紛らわしい発音の単語です。しかし、全く異なる意味を持っています。
“work”は「仕事」という意味で、”I’m going to work.”→「仕事に行ってきます」などのように使われます。レストランで、「まだ食べています」という時にも、”I’m still working.” と言います。
“walk”は「歩く」という意味で、”I walk to the station from home.”→「家から駅まで歩きます」などのように使われます。”go for walk”という熟語では、「散歩に行く」という意味もあり、”I’m going for a walk.”→「散歩に行ってくる」という時に使われます。
英語初心者でも、ちょっとした発音のポイントを知っておくことで、誰にでも分かりやすい綺麗な発音をすることができます。少しずつでも、綺麗に発音できる言葉を増やしていきましょう。