9月は”Feast of Nuestra Senora de Panafrancia”
フィリピンでは9月に、フィースト・オブ・ヌエストラ・セニューラ・デ・ベニャフランシャ(Feast of Nuestra Senora de Panafrancia)と呼ばれるお祭りが開催されます。
フィースト・オブ・セニューラ・デ・ベニャフランシャは、ピコール地方では最大のフィエスタです。宗教や文化、伝統が融合した大きなお祭りで、9日間にも渡り、お祭りが進行します。
このフィエスタは、聖母マリアが主人公となっており、フィエスタ初日には、教会から聖母マリア像が運び出され、Naga Cathedral教会へと安置されます。人々は、この教会で聖母マリアへ祈りを捧げる特別なミサを最終日まで開き続けます。また、お祭りの最終日には、聖母マリア像を船に乗せ、川を経由して元の教会に戻します。
聖母マリア像が運ばれるときも、人々はキャンドルを灯し、聖母マリアへの祈りを続けます。
フィエスタの場所とアクセス方法
時期は9月の第3土曜日からの9日間。場所は、Naga Cityという町です。マニラから行く場合は、飛行機でナガ・シティに向かいます。フィリピン航空で1日2便、セブ・パシフィック航空で1日2便~3便、ゼストエア航空で週に4日(1日につき1便)運行しており、マニラからナガ・シティの飛行時間は、およそ1時間です。
お祭りに行く際の注意点
フィリピンでは、毎月様々なお祭りが開催されており、どのお祭りも現地の人やフィリピンを訪れている観光客など、多くの人で賑わいます。人が多く集まる場所では、スリなどの犯罪も多発しやすいため、持ち物には十分な注意を払いましょう。
特に、観光客は大金を持っていると思われがちで、なかでも日本人は狙われやすいので、適度な緊張感を持った行動が大切です。
また、お祭りに行く際には派手な服装を避けた方が良いでしょう。シャツとジーパンなど、現地に馴染んだカジュアルな服装がオススメです。
お祭りに限ったことではありませんが、現地では多額の現金を公の場所で見せたり、高価(に見えるものも含む)な貴金属を身に付けていると、余計に狙われやすくなるので、買い物や食事の際にも、なるべく現金は多くの目に触れないように意識し、絶対に必要なシチュエーションでなければ、指輪やネックレスなどのアクセサリーも控えた方が良いでしょう。
体調面では、お祭りに行くと、かなり歩くことが予想されます。スニーカーなど、履きなれた歩きやすい靴を選ぶと安心です。
留学中の貴重な時間、英語だけではなく、現地のイベントも思いっきり楽しんで下さい!