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WishとHopeの意味の違い
“Wish”と”Hope”は、どちらも「望む」という意味になりますが、実際に使う際には、まったく同じ意味ではなく、若干の意味の違いがあります。具体的な意味の違いを見てみると、Hopeは、望みがかなうかどうかわからないけれど、もしかしたら叶うかもしれない時に使われます。それに対してWishは、望んではいるものの、その願いはほぼ確実に叶わないと思われる時に使われます。
また、文章を作る際にも、WishとHopeには違いがあります。Hopeの後には現在形の名詞節がくるのですが、Wishの後には、過去形、もしくは過去完了形の名詞節を使います。
英語は、文法で考えるよりも、実際に使ってからだで覚えるのが一番です。例文をみながらWishとHopeの使い方を確認していきましょう。
明日がクリスマスだったらいいのにな。
I wish if tomorrow was Christmas day.
明日が本当にクリスマスの場合にはかなう望みですが、真夏や春など、季節外れの時にいう時には、叶わないと分かっている望みなので、Wishを使います。
空を飛べたらいいのにな。
I wish if I could fly to the sky.
“I wish if I could”は、よく使われるフレーズでもあり、「~ができたら良いのにな」という時に使われます。
流れ星に願い事をするとき
流れ星を見たら、すぐに願い事をすると願いが叶うといわれていますよね。英語では、流れ星に願い事をすることを”Make a wish”と言います。
願い事をすると叶うと言われてはいるものの、Wishを使うということは、英語ではほぼ叶わないと思われているのでしょうか。
明日には風邪が治るといいな。
I hope I get better tomorrow.
風邪をひくと、普段健康であることのありがたさに気づかされますよね。明日には治るかどうかはわからないけれど、治る可能性もある望みなので、この場合にはhopeが使われます。
まだお店あいてるといいんだけど。
I hope the store is still open.
夕方や夜になってから、大事なものを買い忘れていた!なんていうこと、ありますよね。急いでお店に行くものの、もしもうしまっていたらどうしよう、といった状況の時に使うことができます。
お買い物忘れには気を付けましょう。